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銀行融資の審査の流れやチェックされるポイントを解説

銀行融資を受ける際には、必ず金融機関による審査が行われます。

審査の流れやチェックされるポイントを理解しておくことで、融資を受けられる可能性が高まります。

本記事では、銀行融資の基本的な審査プロセスと、金融機関がチェックするポイントについて解説します。

銀行融資審査の基本的な流れ

まずは銀行融資の審査の基本的な流れをみていきます。

1. 融資相談・申し込み

最初のステップは、銀行の窓口や担当者に相談し、必要な融資内容を伝えることです。

融資目的や金額、返済期間などをヒアリングされ、同時に必要書類の案内を受けます。

必要書類として代表的なものは、事業計画書、決算書、確定申告書、資金繰り表などがあります。

2. 書類提出・事前審査

銀行は提出された資料を基に、企業や個人の基本的な信用状況を確認します。

過去の取引履歴や信用情報機関への照会も行われ、延滞歴や金融事故の有無がチェックされます。

この段階で大きな問題がなければ、本格的な審査へと進みます。

3. 本審査

本審査では、提出資料の精査に加え、面談や会社の実地調査をするケースもあります。

業績推移や事業の将来性、経営者の姿勢など、数値に表れない要素も重視されます。

審査は通常、数日から数週間かかります。

4. 審査結果の通知

最終的な審査結果が出ると、銀行から融資可否や条件が通知されます。

審査が通過した場合は、金利や返済方法などの条件が提示されます。

条件について合意できれば、正式に融資契約を締結し、融資が実行されます。

銀行がチェックする主なポイント

銀行がチェックする主なポイントとしては、以下が挙げられます。

財務内容の健全性

銀行はまず、直近数期分の決算書や確定申告書を精査します。

自己資本比率や負債比率、利益率などにより、返済能力を数値的に判断します。

返済原資の確実性

融資の返済は、最終的に事業の利益やキャッシュフローから行われます。

したがって、売上の安定性や今後の収益予測が重要な項目となり、銀行は事業計画書の妥当性を慎重に見極めます。

担保や保証の有無

融資に対して担保や保証人を設定できるかどうかも重要な要素です。

担保がある場合は融資のハードルが下がり、条件も有利になりやすい傾向があります。

まとめ

銀行融資の審査は、数字の評価にとどまらず、事業の将来性など、多角的な視点から行われます。

申請の際には、正確な資料を整え、経営の健全性や将来性をアピールすることが大切です。

銀行融資についてお悩みの場合は、数字の専門家である税理士に相談することを検討してみてください。

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